子供が塾に通うようになって、勉強は安心だけれど、学校と違って子供が不安になってしまわないか、きちんと楽しく塾に通うためには友達が必要なんじゃないか、と思う親御さんも多いと思います。
塾で友達が出来ると、一緒に勉強で競い合ったり、教えあったり出来るようになるので、作るメリットは十分にあります。
風邪などで休んでしまった場合でも、ノートやプリントを見せ合うことで勉強の助けにもなります。
競い合う事で勉強へのモチベーションが高まる子供もいます。
また、その友達の親達からも、勉強や受験に役に立つ情報を教えてもらうことも出来、子供だけではなく親にも得することがあるのです。
塾では一人ひとりに教える事もありますが、学校のように集団で学ばせる事もあるので、もしそこで独りぼっちだと恥ずかしがったり、疎外感を持つ可能性もあります。
行く時間や帰り道が同じだと遅い時間に終わったとしても、まとまって帰ることで防犯面での安心も期待することが可能なのです。
学校では競争相手がいなくても、塾で勉強することでライバルと言える相手を見つけることができる場合もあります。
例えば学校で成績がよい場合には、なかなか競争相手と感じられる人物が見つからないこともあります。
また、学力レベルが同じ場合でも環境が異なりすぎてライバルと感じられない場合も多いこともありえます。
そのような場合でも、塾で一緒に勉強している人たちの中でこの相手には負けたくない、もしくはもう少しで勝てるかもしれないと思える相手が身近に見つかることもありえます。
塾にはたくさんの学校の学生が集まっており、さまざまなレベルや環境の人たちがいます。
そうした中で自分とレベルや環境が似通った人を見つけることが容易となる可能性があるためです。
競争相手がいることで、もう少し頑張ろうとより勉強へのやる気が増すことも大いにあるため、ライバルと感じられる相手を得ることは勉強によい影響を与えてくれると言えるでしょう。